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神口島について (思いつくままに。整理されてません。) 本土から離れた離島。○○県神口町。温暖多湿な気候。人口は8000人程度。 有名な洞窟があり、神口という名前の由来はそこから来ている。伝説に因んだお祭もある。 小学校3校、中学校3校、高校は『県立神口高等学校』と『県立神口海洋高等学校』の2校。 島外留学生も積極的に受け入れている。
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妹キャラ まとめサイト ここは主に妹関連のアニメ、漫画、ゲーム(エロゲ含めて)、 ライトノベルのサイトです,すべて登場している妹キャラについて語れ 初めまして、彩人です。 個人的には以下のルールがあります: ①主に男性向けの作品。 ②男主人公の妹。 ③実妹、義妹、従妹、偽妹キャラ全般。 ※偽妹キャラについて、単純な‘お兄ちゃん’と呼ぶだけのキャラはアウトです、男主人公と互いの真の兄妹意識が重要。 ④妹キャラが他の男性に好意を持っている時に、妹キャラへの興味を失います。いや、むしろ祝福するべきだと思います。 ⑤主に純愛系(ハーレム含め)。凌辱系(特にネトラレ)が厳禁です。 ご理解いただけますと幸いです。 2023年エロげ妹キャラ投票イベント Hot!エロゲ妹キャラリストNew!アニメ妹キャラリストマンガ妹キャラリストラノべ妹キャラリスト2021年エロげ妹キャラ投票イベント
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http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1311182440/331-338 「フヒ、フヒヒ、フヒヒヒヒヒヒ」 我が妹・桐乃が絶賛トリップ中である。 いつもの通り、虚ろな目と半開きの口というだらしない顔で、 いつもの通り、キモい笑い方をしている。 他人には見せられないというの俺の印象もいつもの通りだ。 そして、いつもの通り、桐乃はエロゲー絶賛プレイ中‥‥‥ではない。 「ホント、かわいいいいいいい」 桐乃の目の前には、黒猫の妹の日向ちゃんと珠希ちゃんがちょこんと座っている。 以前に黒猫の家にお泊まりさせてもらったお礼に、今度は我が家に招いて お泊まり会ということになった。 そのお陰で、桐乃はテンション上がりまくりの全開状態だ。 しかも悪いことに、一緒に来るはずだった黒猫はバイトで遅くなるという。 そして親父とお袋は不在だ。 つまり今、この家には俺と桐乃、そして黒猫の妹たちしかいない。 一体どうなってしまうんだ? 俺の脳裏に、黒猫の妹たちと初めて会ったときの桐乃の猛獣っぷりが蘇る。 ハフンハフン、ハァハァ、くんかくんか、なんて音を出していたとだけは 言っておこう。それ以上は桐乃の名誉のために言いたくないから勘弁な。 そんな桐乃と黒猫の妹達が一つ屋根の下。不安だ。限りなく不安だ。 「えへっ! 早く一緒にお風呂に入ろうよ」 待てい! 桐乃のヤツ、いきなり風呂かよ? 我が妹ながらトバしてんな。 こりゃ目を離すわけにはいかんな。黒猫の妹達を悪の手から護ってやらないと。 などと心を決め込んでいると、桐乃と目が合った。 「ちょっとアンタ? 何こっち見てんの?」 「何って‥‥‥別に」 「ま、まさかアンタも一緒にお風呂に‥‥‥」 「んなワケあるか! オマエが変なことをしないように見張ってんだよ!」 「べ、別に、ヘ、ヘンなこと考えているワケじゃないし!」 言い淀むんじゃねえよ。バレバレじゃねえか。 「アンタ、アタシが信用できないってワケ?」 「できん」 「なッ!! この子達にアタシが変なことをすると思ってんの?」 「思ってる」 「ぐぬぬ‥‥‥」 「信用できるわけねえだろ。オマエは二次元と三次元の区別付かないからな」 俺の言葉に反論できずに忸怩たる様子の桐乃に、日向ちゃんの援護が入った。 「ルリ姉だって、二次元と三次元の区別、あまり付いてないけどねえ!」 「やっぱそうなんだ~。あいつもアタシと同類ってじゃん!」 「オマエら、大概酷いな」 「あたし、ビッチさんのこと、だあいすきぃ」 「うっひょ~~~~~~~~~~い!!」 コイツ、『ビッチ』呼ばわりされてるのに喜んでやがる。 「本当に大丈夫なんだろうな?」 「大丈夫だって。アタシにまっかせなさいよ!」 「わかった‥‥‥」 不安だが、コイツがこれだけ言うのだから、信じてやるとするか。 だけど、信用はしてないからな。 「んで、アンタ、何ボサッとしてんの?」 桐乃の冷たく鋭い言葉が俺に突き刺さる。一体何なんだよ? 「この子達にお菓子とかジュースとか用意しなさいよ」 「ああ、そうだな。それじゃ‥‥‥」 買い出しに出かけようとする俺を理性が阻む。 いかん。桐乃とこの子達を一緒にするなんて危険過ぎる。 「‥‥‥」 「ナニ? アタシを信用しなさいって!」 「大丈夫だって、高坂くん!」 「だいじょうぶでしゅ、おにぃちゃん」 多勢に無勢というわけじゃないが、日向ちゃんはしっかりしていそうだし、 ここは引き下がるとするか。やっぱり不安だけどな。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「だったいま~」 買い出しから買ってきたが‥‥‥あれ? 桐乃もあの子達も居ない。 みんなどこに行ったんだ? おかしいと思いつつ家の中を見回していると、珠希ちゃんが居た。 「おかえりなさい、おにぃちゃん」 こんな声を掛けてくれるのが実の妹ではなく、他所の家の妹だというのが悲しい。 「桐乃、どこに行ったか知らない?」 「いま、いっしょにおふろにはいってます」 なん‥‥‥だと‥‥‥? 一緒に!? それは‥‥‥ダメだろ! NGだろ! 日向ちゃんと桐乃を一緒に風呂なんか入れたら! そりゃもう犯罪の臭いしかしないっての! 桐乃は、あーんなことや、こーんなことを日向ちゃんにするに決まってる。 何しろ、二次元と三次元の区別が付いてないんだからな! 「おにぃちゃん、どうしたの?」 邪気のない笑顔で俺の顔を覗き込む珠希ちゃん。 なんでこっちの妹はこんなに可愛いんだよ? そんな理不尽さを感じつつ、俺は風呂場に急いだ。 脱衣所の前まで行くと、風呂場の中から桐乃と日向ちゃんの声が聞こえる。 『―――ウッソ!? マジでえ? ホント、声似てんじゃん!!』 『当たり前じゃないの。私達は姉妹なのだから』 『すっげー! なんでそんなにそっくりなワケ!? もっと喋ってくんない?』 『そんなに似てるかなぁ~? ビッチさん、大げさだしぃ』 『もっと、真似してみてよ~!』 『いい加減にして頂戴。見苦しい限りね。貴女の兄さんが不憫でならないわ』 桐乃のバカ、日向ちゃんに黒猫の声真似をさせてやがる。 確かに日向ちゃんと黒猫の声は区別が付かないほど似ているのは確かだ。 だけど、ダメだコイツ。直ぐに止めてやらないと。 俺は二人が入っている風呂場に突入するという、普通ならば絶対にしない 暴挙に打って出ることにした。 これは、日向ちゃんを猛獣から救うという緊急措置だからな! バンッ 「オマエ! 日向ちゃんに一体何‥‥‥を!?」 「「‥‥‥!!」」 浴槽に浸かっている二人が闖入者である俺を見つめる。そして、 「「イヤアアアアアァァァァァ!!」」 ただでさえ声の響く風呂場で、女二人の悲鳴がこだまする。 「ア、アンタ、まさかそこまで! 死ねッ! この変態バカ兄貴!!」 俺の予想通りの桐乃の反応である。 ただ、予想通りでなかったのは‥‥‥ 「な、な、何という‥‥‥は、は、破廉恥な雄なの!?」 えっと、艶やかな黒髪を湛え、透き通るような白肌を纏ったあなたは もしかして‥‥‥五更瑠璃さんですか? 「うっわ!! 高坂くんって、そこまでしてルリ姉のハダカ見たかったわけ?」 「みたかったのでしゅか?」 俺の背後から日向ちゃんと珠希ちゃんが話し掛ける。 そう―――。 桐乃と一緒に風呂に入っていたのは黒猫だった。 どういうわけか桐乃と二人で風呂に入っていた現場に俺が突撃してしまったのだ。 さて、どう言い訳をしたものか。あははは。 「ご、誤解だ! 俺はてっきり、桐乃と日向ちゃんが‥‥‥!」 「あら、そうなの? すると貴男は日向の裸を見る覚悟で‥‥‥ククク」 「信じらんない! 妹が風呂に入っているところに入ってくるなんて!」 「見られた‥‥‥見られた‥‥‥フッ、ク、クク‥‥‥クククク」 あの、黒猫さん? どうかされましたか? 「全ての虚飾を廃し、現世に降臨せしめた時の我が姿をその蒙昧な頭脳に 焼き付けなさい。そして己の身に降りかかった果て無き幸運を噛み締めなさい」 どうやら怒っているという以外は、何を言っているのか解らないでござる。 「ク、クク‥‥‥クククク‥‥‥この‥‥‥ド変態があぁぁッ!!」 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「グスッ グスッ」 「ア、アンタ、何も泣くこと無いじゃん」 「怖かったんだ‥‥‥怖かったんだよ」 「な、何を言っているの、貴男は!?」 「まあ、確かに怖かったケドさぁ」 「ルリ姉って、キレるとすっげー怖いから!」 「こわいでしゅ」 桐乃も日向ちゃんも珠希ちゃんも俺に同意してくれている。 マジに怖かったんだからな。 「それにしても黒猫。何でこんなタイミングでウチに居るんだよ?」 「バイトが早めに終わったから駆けつけたまでよ。この子達が心配だから」 「大丈夫だって。ちゃんとお行儀良くしていたよね~?」 「「ね~」」 桐乃のヤツ、日向ちゃんと珠希ちゃんを完全に籠絡しやがった。 「貴女達のお行儀じゃなくて、このビッチの行動が心配だったのよ」 「あんた、アタシを『ビッチ』って呼ぶの、止めてくんない?」 「え~? あたしたちも『ビッチ』って呼んでいるけど?」 「ひなちゃんとたまちゃんは、いいの!」 「オイ桐乃、それにしても『ビッチ』だぞ? いいのかよ?」 「アタシは別に構わないから。だってこんなに懐いてくれてるしぃ」 「妹達がいくら懐いていても、貴女の正体を知っている身としては不安よ」 「別にいいじゃん。日向ちゃんも珠希ちゃんも喜んでいるし。ねっ?」 「ビッチさん、だああああい好きい~!」 「だあああいしゅきい~!」 「フヒヒヒヒヒヒ」 日向ちゃんと珠希ちゃんの破壊力抜群の言葉の前に、桐乃はヘブン状態だ。 いや、言葉だけじゃない。さっきから二人は桐乃の太股を触りまくっている。 「こら! 何をしているの!」 さすがに、妹二人の振る舞いを目の当たりにした黒猫が二人を諫めに入る。 「だってさぁ! そこにいい太股があったんだもの!」 「ふとももがあったんだもの」 日向ちゃんの口を吐いて出たエロい感じの言葉を珠希ちゃんが後追いする。 桐乃の顔を見ると、 「フヘヘヘヘヘ」 ああ、ダメだコイツ。もうやだ、こんな妹。 「なっ! 何て事なの!? 私の妹達がこの邪悪な雌の手に堕ちただなんて!」 「諦めろ、黒猫。もう手遅れだ」 「諦めるわけにはいかないわ。何としても妹達には真っ当な道を歩ませないと」 いや、お前の妹である限り、それは難しいんじゃないか? 「まあ、今夜は目を離さないようにすれば何とかなるだろ」 「ええ‥‥‥絶対に目を離さないようにしなくてはね」 「でも、意外と桐乃のヤツは、そんな変なことはしてなかったぞ」 「あら? でも貴男は妹のことを信用してなかった様子だけど?」 「あれは‥‥‥単なる勘違いで!」 「もしかして、単純に私の裸を見たかった‥‥‥の?」 「そ、そんなことは!」 「あら、そう‥‥‥なの」 「黒猫?」 「な、何でも無いわ! 勘違いしないで頂戴!」 黒猫は一体何を言っているんだ? 相変わらず理解不能だな。 「まあ、貴男がそういうのだから、貴男の妹は変なことをしないでしょうね」 「信用してやれよ。俺の妹をさ」 「ええ‥‥‥」 黒猫は軽く頷いてから俺を見つめる。 そして二人揃って、桐乃と黒猫の妹達の方に目をやる。 「ねえねえ、今夜だけ、ひなちゃんを『りんこちゃん』って呼んでいい?」 「『りんこちゃん』? うん、いいよ!」 「じゃあ、たまちゃんは『みやびちゃん』って呼ぶね」 「は~~~い。あたし、みやびちゃん!」 「「‥‥‥‥‥‥」」 俺と黒猫は互いに目を合わせた。 「黒猫」 「何かしら?」 「今夜は徹夜になるかもな」 「ククク。望むところよ」 『妹たちの宴』 【了】
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伊東ちはや/6U☆ スマッシュ文庫 全4巻 実妹 川澄藍子 PSYCHE[未作成] 唐辺葉介/シライシユウコ 星海社文庫 全1巻 従姉妹 妄想 初音未来 千本桜[未作成] 原作 黒うさP/WhiteFlame,著,イラスト 一斗まる アスキー・メディアワークス 全1巻 義妹 [部分編集] 刊行中の作品 名前 タイトル 著者 出版社 巻数 備考 吉岡楓子 あるいは現在進行形の黒歴史 あわむら赤光/refeia GA文庫 ~10巻 実妹 日向今日子 女子モテな妹と受難な俺 夏緑/ぎん ガガガ文庫 ~7巻 実妹 司波深雪 魔法科高校の劣等生 佐島勤/石田可奈 電撃文庫 ~10巻 実妹 相葉真伊 妹ホーム[未作成] 柏葉空十郎/有河サトル 電撃文庫 ~2巻 サブリナ ふぁみまっ![未作成] 九辺ケンジ/鶴崎貴大 GA文庫 ~7巻 義妹 姫小路秋子 お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 鈴木大輔/閏月戈 MF文庫J ~8巻 義妹 桜あるみ 初体験にオススメな彼女[未作成] あさのハジメ/高苗京鈴 MF文庫J ~5巻 義妹 愛州マリア G.L.[未作成] 長野聖樹/切符 スーパーダッシュ文庫 ~3巻 義妹 ユエ / 篠田 結枝 ある朝、ヒーローの妹ができまして。 餅月望/黒田bb スーパーダッシュ文庫 ~2巻 義妹 篠田 キャスティア 義妹 篠田 凛 義妹 篠田 フローラ 義妹 北嶌沙綾 期間限定いもうと 長岡マキ子/Anmi 富士見ファンタジア文庫 ~2巻 義妹 三堂綺理 実妹 已已巳己心穏 デッドエンドラプソディ 草薙絡/田中将賀 講談社ラノベ文庫 ~2巻 実妹 月島あかり ウルトラマン妹 小林雄次/水瀬凛 スマッシュ文庫 ~1巻 赤羽アオイ 妹がスーパー戦隊に就職しました 大橋崇行/ぐらしおん スマッシュ文庫 ~1巻 藤色佐奈 イモート・オブ・ザ・リング 乙鳥形奈/塩原信一 スマッシュ文庫 ~1巻 実妹 妹はラノベの女神ちゃん[未作成] 酒井直行/鍋島テツヒロ スマッシュ文庫 ~1巻 妹設定 二宮レイン あくまでも、妹が欲しいんです。 水無瀬さんご/犬洞あん 一迅社文庫 ~1巻 義妹 二宮カイン ミカリン 反抗期の妹を魔王の力で支配してみた。 日日日/焔すばる GA文庫 ~2巻 義妹 藤本晶 妹は僕に手を出すなっ! 木緒なち/久坂宗次 GA文庫 ~2巻 義妹 シズカ・ルビンシュテイン 義妹 柏木 デシ子 伝説兄妹![未作成] おかもと(仮)/YAZA このライトノベルがすごい!文庫 ~3巻 義妹 真山アカネ 妹トラップ! 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霧鳴篤明/COMTA 講談社ラノベ文庫 ~1巻 実妹 天木杏梨花 魔王と勇者の兄妹カンケイ 黒羽朽葉/百円ライター 電撃文庫 ~1巻 実妹 遠藤ユカ BEATLESS[未作成] 長谷敏司/redjuice 角川書店 全1巻 御薗皐月 森羅万象を統べる者 水月紗鳥/有河サトル MF文庫J ~3巻 従妹で実妹 嵐城サツキ 聖剣使いの禁呪詠唱 あわむら赤光/refeia GA文庫 ~3巻 前世で実妹 御厨凛 チェリッシュ![未作成] 三木なずな/しゅがすく スーパーダッシュ文庫 ~1巻 実妹 夕霧飛鳥 フレースヴェルグ・イクシード[未作成] 七烏未奏/むつみまさと MF文庫J ~2巻 義妹 九重響 クライシス・ギア 三上康明/白井鋭利 スーパーダッシュ文庫 ~1巻 実妹 笹森幾夜 我が妹は吸血鬼である 小鹿野君則/zpolice 電撃文庫 ~1巻 実妹 月代香恋 ストレンジ・ムーン[未作成] 渡瀬草一郎/桑島黎音 電撃文庫 ~1巻 義妹 千弦 幻國戦記 CROW 五代ゆう/山本ヤマト GA文庫 ~2巻 米田なごの 8番目のカフェテリアガール 石原宙/029 スーパーダッシュ文庫 ~1巻 実妹 [部分編集] サブ妹刊行中の作品 名前 タイトル 著者 出版社 巻数 備考 汐 美幸 パンツブレイカー 神尾 丈治/丸ちゃん。 一迅社文庫 ~2巻 実妹 続刊不明 ジーフォース / 遠山 金女 緋弾のアリア[未作成] 赤松中学/こぶいち MF文庫J ~13巻 遺伝子上異母妹 初登場が9巻末と遅め 一片 恋 いもうとがかり 月見草平/pun2 MF文庫J ~2巻 義妹 神田優子 さくら荘のペットな彼女[未作成] 鴨志田一/溝口ケージ 電撃文庫 ~8巻 ユスハ イスノキオーバーロード[未作成] 貴島吉志/AKIRA 一迅社文庫 ~1巻 纊樫ユメ だから少女はおもいでをたべる[未作成] 七烏未奏/Rけん 一迅社文庫 ~1巻 実妹 幽霊 綺羅星結奈 悪魔をむにゅむにゅする理由[未作成] 鏡裕之/黒川いづみ HJ文庫 ~2巻 従妹 豊條流奈 魔女にタッチ![未作成] 鏡裕之/くりから HJ文庫 全3巻 義妹 桐野雫 激辛! 夏風高校カレー部(いもうと付)[未作成] 神楽坂淳/きみひら ゆうき スーパーダッシュ文庫 ~1巻 義妹 伊波緋香里 俺の彼女は飼主様、妹はご主人様[未作成] マナベスグル/Bou 富士見ファンタジア文庫 ~2巻 サブ兄妹 高炎寺乃々 ここから脱出たければ恋しあえっ 竹井10日/かれい スニーカー文庫 ~2巻 実妹 柏田あかり おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ![未作成] 村上凛/あなぽん 富士見ファンタジア文庫 ~4巻 実妹 宵原わらび ベッドルームで召し上がれ[未作成] 鈴木鈴/しゅがすく 電撃文庫 ~2巻 実妹 貫井くるみ 天使の3P! 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蔵妹市のデータ 市の情報 所属 中部箱日本>筑摩県>蔵妹市 人口 120万人 面積 8000×13000ブロック 市の指定物 市の木 トウヒ 市の花 ポピー 市の鳥 鴨 市役所所在地 蔵妹市 中央区 本郷町 1-1 市内は以下の6区に分かれています。 中央区 瑞波区 北区 西区 緑区 港区
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宮崎日日新聞 激震口蹄疫へ飛ぶ (魚拓) (2010年5月13日付) Q 口蹄疫はどんな病気か。 A 牛や豚、羊、ヤギなど蹄(ひづめ)が偶数ある偶蹄類に感染するウイルス性の病気。40〜41度の発熱や多量のよだれ、口や蹄、乳に水ぶくれができる。餌を食べなくなり肉量や乳量が大きく減る。致死率は高くないが、抵抗力の弱い子牛や子豚は死ぬことも。ウイルスにはA、O、Cなど七つの血清型があり、今回はアジアに多いO型が検出されている。潜伏期間は一般的に牛で1週間、豚で10日間とされる。 Q なぜ感染すると殺処分しないといけないのか。 A 非常に伝染力が強く、瞬く間に動物間に広がり、産肉量や産乳量を激減させるため畜産経済に深刻な影響を及ぼす。日本は、口蹄疫は海外から侵入する最も警戒すべき伝染病と位置づけている。感染源を絶ち、まん延を防止するために発生農場周囲の家畜の移動を制限し、発生農場で飼育されていた家畜はすべて殺処分するよう家畜伝染病予防法(家伝法)で定めている。 Q 数万頭の家畜をどうやって殺処分するのか。 A 今回は電気ショックや薬品注射、その組み合わせで実施するほか、二酸化炭素で窒息させることもある。動物を殺す作業は獣医師でないとできないため、今回のように多数の場合は作業に遅れが出ることも懸念されている。県内だけでは人手不足なので、12日現在で県外から獣医師192人が派遣されている。 Q なぜ埋めるのか。その方法は。 A ウイルスは宿主の家畜が死んでも、2、3日は生きる。まん延防止のために家伝法で焼却か埋却処理が義務づけられている。移動させるとウイルスをまき散らす恐れがあるので、発生場所に埋めるのが原則。今回は農場近くの耕作放棄地や公有地も使われている。深さ約4メートルの穴に1体ずつ並べ、消毒用の消石灰を投入している。埋却後3年間は掘ることが禁じられる。 Q 国内外での発生事例は。 A 国内では92年ぶりに、2000年に宮崎市と近辺で発生、35頭を処分した。北海道でも同年5月に発生し、705頭を処分している。海外では今年1月に韓国で牛に発生し、一時は収まったとみられたが4月に牛、豚で再発生した。中国でも1〜4月に報告されている。1997年には台湾、2001年に英国で大流行し、いずれも数百万頭を処分した。 Q なぜここまで感染が拡大したのか。 A 一つには川南町が畜産の密集地帯だからというのが、爆発的な増加の背景にある。県内の牛、豚の飼育頭数(約120万頭)で同町の占める割合はおよそ8分の1。前回は密集地でなかった事情もあるが、感染力の弱いウイルスだったとの指摘もある。農林水産省牛豚等疾病小委員会の委員長は「人や車両などの移動で拡散している疑いが強い」との見方を示している。 Q 被害総額は。市民にどんな影響があるのか。 A JA宮崎中央会の試算では8日の時点で110億円。食肉、流通業、地域経済への波及を考えると、さらに深刻。本県は養豚の飼育頭数で全国2位、肉用牛は3位の畜産王国。農業産出額3246億円(08年)の6割を畜産が占め、感染拡大が止まらなければ地域経済への影響は計り知れない。 Q 一般の県民ができることは何か。 A 地元の農家はウイルスがどこから忍び寄るか不安におびえている。人の服や車に付着したり、風に乗ったりして感染が広がる恐れもある。まず、むやみに農場に近づかないこと。川南町内の農家は消毒ポイントで畜産関係だけでなく、一般の車両も消毒に協力してほしいと呼び掛けている。(監修=宮崎大学農学部・後藤義孝教授) 【写真】2000年に本県で確認された口蹄疫と同型のウイルス(農研機構動物衛生研究所提供) 5月 防疫関係
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1286349444/137-141 あ…ありのまま、今起こっている事を話すぜ! 『俺は妹の部屋で、妹のパソコンを使って、妹にいかがわしいことするゲームをしながら、 妹にいかがわしいことをさせている!』 な…何を言っているのかわからねーと思うが俺も何をされているのかわからねぇ… 頭がどうにかなりそうだ…催眠術だとか超現実だとか、 そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ もっと恐ろしいものの片鱗を味わっているぜ… それは不用意な一言から始まった。 「どのシーンが一番興奮するか、って言われてもな……どのシーンも興奮しねえよ」 このセリフ、京介にしてみれば「妹キャラの濡れ場に興奮するわけにはいかない」という意味を言外に匂わせたつもりだったのだが、 兄を部屋に呼び出し、エロゲーの客観的な意見とやらを求めていた妹オタク妹に、真意は通じなかった。 彼女のまなじりがダイヴブレーキが必要な急角度に吊り上がり、心臓の毛を一本一本こじるような目で兄を睨みつける。 「はぁ?この神ゲーで全然興奮できないなんてマジでありえないんだけど!?」 「じゃあ、お前は興奮してんのか」と聞くわけにもいかず、予想外の剣幕に兄はしどろもどろになる。 どうやら桐乃は元々性的興奮を催させるために創られたゲームが、全くその目的を果たしていないと聞いたことで、 お気に入りの作品を全否定されたような気持ちになってしまったらしい。 そうと、気付いたときには既に遅く、妹様はなんか一人合点していた。腕を組み、玉蟲を薙ぎ払う勢いで言う。 頬を心もち赤らめて。 「わかった!実は……このゲームは秘められた全機能を解放していないの!」 「なんか黒猫みたいな言い方だな……」 「ここでアイツの名前を出さないでっ!っ……ともかく、アンタが興奮できなかったのは、そのせいに違いないわ」 妹が熱くなるのに反比例して、兄は冷めてきた。後頭部をかきかきジト目で問う。 「で、その機能ってのは、なんなんだ?」 途端に身を引き、言い淀む桐乃。目を逸らしてブツブツと何事か呟いている。 「そ、それは……あたしも持ってないけど」 (いや、しらねーよ)とツッコミを入れるほど大きな声でもなく。 京介は黙って見守ることにした、 いつのまにか光彩を失いかけた目で「布教」「布教」「布教のためなら」「しかたない」とかなんとか、のたまう妹を。 エロゲー宣教師様が、ようやっと得心がいったように一度うなづくと、目に再び宿った光は妖しくギラついていた。 嫌な予感しかしない雰囲気に、今度は改宗者が身を引く。 しかし、コンプリートしたつもりのゲームにやり残しがあったと聞いては、一抹の興味を覚えてしまうのも事実だった。 そんな兄に妹は目を伏せながら悲しげに切り出した。 「ほんとは純正品でやってほしいの…」 くねっと身をひねる。今にも泣き出しそうな表情。 「でも純正品は高いからもってないの…」 そして、ぐあしっと肩を掴んできた! 「だから、あたしがやるわ!」 荒い鼻息が京介に掛かる。何をやるのか結局わからなかったが、その迫力におされて彼はコクコク頷いてしまった。 「さあ、席について!」 いまにも清水寺の舞台から飛び降りそうなヤケクソじみた勢いで、桐乃が自分の椅子を引く。 くだんのエロゲーはすでに起動して、シーン回想モードに突入していた。 「いや、座るのはいいんだが……お前、なんで、机の下に入ってんの?」 京介の網膜が水晶体を通して観測したとおり、桐乃は自らの身体を折りたたみ、狭い空間に押し込めていた。 腿を両手で抱えたままキッと見つめてくる。 「いいから!」 「お、おぉ……」 妹の珍妙な格好が醸し出す不気味な迫力に気圧されて、兄は恐る恐る腰かけるとマウスを手に取った。 しかし、足元の気配が気になってしかたがない。 チラッ 「……」 チラッ 「……」 「……」 「……」 チラッ 「こっちみんなッ!!」 ガンッ! 蹴りを食らって椅子が勢いよく滑る。あやうく転倒しそうになる。 京介は溜息をつきながら、着席しなおした。足が当たるので自然と股が開きがちになる。 「はぁ、わかったよ。ともかく、はじめればいいんだろ」 カチッ クリックでメッセージを進めると、それはどうやら妹キャラの好感度が高いときの―― 『えへへ、お兄ちゃん。あたしがなめなめしてあげるねっ』 とスピーカー様がおっしゃるシーンであるらしかった。音声の明るさが、かえって気まずい。 カチッ カチッ かといって顔色をうかがえば攻撃されるのは目に見えていたので、無言で情景描写を読み進める。 と、膝元で空気の揺れる気配がした。 ガチ 硬質の音に続いて、ズボンに張力。 (!?) 身体がこわばった拍子に、もう一度、左ボタン押し込んでしまう。 『うわぁ、お兄ちゃんのニオイがするよう』 白々しく妹キャラの音声が流れる。リアルではズボンを襲っていた張力が緩み、今度はパンツに…… (いいか。見るなよ。絶対見るなよ、俺!) だが、冷や汗が耳から顎先まで伝う前に、リヴァイアサンは大気に暴露された。 カチチッ 指を滑らせ、たまらず下をみる。なんとそこには、兄の荒ぶる海獣に鼻を寄せる妹の姿が! 跳ねるように立ち上がらなかったのは、桐乃を蹴飛ばしてしまう危険に気付いたからだった。 「お、おま……な、何してんだよ!?」 それまで首筋まで桜色に染めた妹のどこか陶然としていた目が、色を変えて直上をねめつける。 「実物のニオイを……じゃなくて!見ないでっていったでしょ!!」 「こんな真似されたら、誰でも見るわ!お前は恩返しの鶴か!?」 「だからぁ!あたしがゲームの代わりにシてあげるっていってるじゃん!」 「聞いてねえよ!どんなゲームだ?イリュージョンあたりが質量のある立体映像を開発でもしたのかっ!」 丸出しのまま怒鳴り合う兄妹。唾の飛沫が眠れるリヴァイアサンに降りかかる。 「そ、そうじゃなくて……」桐乃は僅かに言い淀む。そして、淀みを越えれば激流のごとく。 「このゲームは、ォ、オナホールと連動しているの!!あたしをオナホ代わりにしなさいってこと!」 「……!!?」 目元に涙を浮かべて叩きつけられた言葉に、京介は絶句した。思考がフリーズする。 桐乃は吐きだした声の代わりとばかりに、涙を散らしながら兄のペニスにむしゃぶりついた。 「んっ、ちゅっ、んぐっふ、はっ」 稚拙というのもはばかられる有様で彼女は、性器を必死に舐め転がし、しゃぶり、唾液をまぶせる。 それでも、妹をエロゲーの付属品扱いにするシチュエーションの異常と、股間を覆う生温かさが京介の意識に生じた空白域を押し広げた。 自然、本能に委ねられたリヴァイアサンは水に馴染む属性にしたがい元気百倍! 美少女の口中でぐんぐんと怒張してしまう!! たまらず漏れた桐乃のくぐもった嗚咽が、京介の正気をやっと呼び戻す。 その声音には彼の深層意識を刺激せずにはいられない切なげな響きがあったのだ。 あわてて妹の頭を押さえ、ペニスを引き抜く。 唾液がてらてら光る亀頭と瑞々しい唇の間に細い橋を造った。その先にあるのは涙をボロボロとこぼす妹の美貌。 勃起の衝撃に頭のネジが何本か飛んだらしく、その情景を見た京介の股間は甘くうずいた。 それでも性衝動を押し殺して、おろおろと左手を伸ばす。 「だ、大丈夫か?」 「ッ、大丈夫なわけないでしょ!あたしにここまでさせたんだから……ちゃんと最後までプレイしなさいよ!!」 今夜の妹は、いや今夜の妹も予想外のことばかり言う。 Lv.1の勇者は四の五いわせず、再びリヴァイアサンに挑みかかってきた。 「ぐぅっ!」 驚いた京介は桐乃の頭に左手を置くが、突き放すでもなく引き寄せるでもなく。 妹の無理な攻めにされるがままになってしまう。 結果、ファンシーな部屋に淫らな水音だけが満ちる。 見えない出口をもとめて、いまだ動かせずにいた京介の右手がマウスを強く握った。すると、 『あんっ、お兄ちゃん、だいしゅき!!好きなの!好き!お兄ちゃんっっ。んちゅっ、レロ…』 プレイ中だったエロゲーの音声がスピーカーから溢れだす。嬌声を聞いて桐乃の行為が微かに熱を帯びた。 もしかしたら、回想シーンが終われば、同時に罪深い行為も終わってくれるかもしれない。 京介はその直感にすがった。肉感に目をしかめながら、左クリックを連打連打。 セリフが終わるまで進めない設定が、ツライ。 『お兄ちゃん、ココがいいの?』 『おててでもして、あげるね?』 『さきっぽ熱くなってきたぁ~』 兄妹での行為ことに抵抗感を覚えている京介が思わずムカつくほど明るい声で、画面中の妹は淫猥な行為に耽る。 まるで彼女に対抗心を燃やしているかのごとく、桐乃の奉仕も過熱していった。 カリ裏を舌でほじったり、タマ袋を揉んだり、前立腺に頬ずりしたり…… エロゲーの内容をなぞることで、テクニックの幅が急速に広がっていく。 いつしか京介の意識は、ムカついていたはずのエロゲー主人公と一体化していた。 絶え間ない妹の攻めに、熱いタイダルウェイブが分身にこみあげてくる。 『お兄ちゃん感じて!あたしの口でもっと感じてぇ!』 もはやゲームの音声も、桐乃に直接言われているようにしか、聞こえない! 妹の頭をおさえる手に知らず知らずのうちに力がこもり、さらなる奉仕を貪欲に求めてしまう。 桐乃は桐乃で、そんな反応に抵抗するどころかよりいっそう激しいフェラチオで応えた。 粘膜が溶け合って、二人の境界が曖昧になっていく感覚―― ガチチガチガチガチ! 快楽に痙攣した右手がマウスを乱打をする。 シーンを進めなければ、ずっと楽しめるのではないかと、さきほどまでとは正反対の妄想が脳裏に浮かんだ。 だが無情にも慈悲深く、快楽は頂点に達し、最後の選択肢が目の前に現れる。 1.口に出す 2.顔にかける 京介は――1を選んだ。 「くっ!桐乃!!中に出すからなっ!全部飲めよ!!」 「!!!?」 びゅるびゅるびゅるくびゅく―― 口をついた自分の言葉に過剰反応して、京介の思考はショートした。 (中に出す、桐乃の、妹の、中にっ!) いままで溜め込んだ背徳感を、大量の精液と一緒に吐きだし、叩きつける。妹の口腔を白濁液が暴力的に犯していく。 桐乃はただただ必死に、兄を受け止め、腹におさめようと喉を蠢かした。 しかし、後続の量は圧倒的。たまらず唇から溢れたザーメンが形の良い顎を伝う。 あわてて受けた白い手が真っ白に染まるころ、ようやく射精は終わりを迎えた。 「はぁ~~」 心底けだるげな溜息が、普段でもだるそうな男の口から漏れる。賢者モードの到来である。 そんな彼でも、目の前の少女が手に溜まった粘液を、苦悶しながらすする姿には驚かされた。 「おまっ、何してんだ!?無理に飲まなくたって……」 だが彼女は言うことを聞かず、首を振り振り、残った子種をゆっくりと嚥下していった。 涙を浮かべた目は咎めるように訴える。「自分がほしいのはそんな言葉じゃない」と。 何度かまばたきしてから、京介は言う。 「えーと、その……すげぇよかったわ」 小さな頷きと微笑みが返ってくる。 おかげで、勃起時にブッ飛んだネジの何本かが永遠に失われたことが確認できた。 そう、淫らな液体でドロドロになった桐乃の顔を見ているうちにリヴァイアサンが 「私が倒されようとも第二第三のタイダルウェイブが……」などと自己主張をはじめたのだ。 (……これ以上ここにいると、マズい) 京介は席を立ち、できるだけ顔を直視しないようにして妹の頭を撫でやると、ドアに向かって踵を返した。 「待って」 小さな声にぴたりと足が止まる。衝突事故の寸前みたいに危険を知りながら身体が動いてくれない。 心のどこかでは“事故”を望んでしまっているのだった。 そんな兄の背中に妹は言葉を投げる。 「あたし……今日から部屋の鍵、かけないから」 言われたほうが深意を理解するのに少し時間が掛かった。掛かっている間に、 「俺の部屋なんか、最初から鍵がないんだぜ」 と、軽く返してしまっていた。息を呑む気配に気付いたときには後の祭り。 もつれそうな足で部屋を立ち去るしかなくなっていた。明日から、どんな顔で妹に会えばいいのか……。 「おやすみ」 「……おやすみ」 京介はドアノブを回す。せっかくあるのに使われなくなった鍵を少しだけ不憫に思う。 だが、本当は気付いていた。 ――この鍵を使う役目は自分に課せられているのだということを。
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ニコニコ動画を中心に口蹄疫に関係した動画を紹介します。 ※口蹄疫に直接関係していない動画などは、省略させて頂いております。 資料系 口蹄疫対策本部記者会見(2010.4.30) ニコニコ動画 口蹄疫】平成22年4月22日衆議院農林水産委員会 自民党 江藤拓議員 ニコニコ動画 20100511農水委員会 赤松農水相(政府説明) YouTube 20100511農水委員会 道休誠一郎(民主質疑) YouTube1 2 20100511農水委員会 江藤拓・長島忠美(自民質疑) YouTube1 2 3 4 5 ※江藤拓氏:1~3 長島忠美氏:4~5 20100511農水委員会 石田祝稔(公明質疑) YouTube1 2 3 外山斎の口蹄疫問題質疑【2010_05_11参議院総務委員会】 YouTube1 2 3 20100513衆院農水委員会(自民質疑)※1~7 YouTube1 2 3 4 5 6 7 ※口蹄疫関連答弁は3以降となります 20100513衆院農水委員会(民主・社民質疑)※1~7 Youtube1 2 3 4 5 6 7 2010_5_13参院農水委・松下新平(自由民主党・無所属の会)※1~4 Youtube1 2 3 4 2010_5_13参院農水委・野村哲郎(自由民主党・無所属の会)※1~4 Youtube1 2 3 4 口蹄疫感染で災害派遣~出動1000人超す~(5月13日付の朝雲新聞「自衛隊の新聞 9面) ニコニコ動画 20100514衆院農水委員会 江藤拓(自民) YouTube1 2 3 4 5 20100514衆院農水委員会 東順治(公明)※1~5 YouTube1 2 3 4 5 20100517衆院決算行政監視委員会第三分科会 網屋信介(民主) Youtube 20100517衆院決算行政監視委第三分科会 宮崎岳志(民主)※1~2 YouTube1 2 20100517衆院決算行政監視委員会第三分科会 小里泰弘(自民)※1~4 YouTube1 2 3 4 2010年5月20日 礒崎陽輔(自由民主党) 参議院総務委員会※1~5 YouTube1 2 3 4 5 ※4後半以降は口蹄疫に関係しない議論、5は普天間問題が争点となっているため、 5については、リンクを外しております。 口蹄疫・自衛隊災害派遣部隊24時間体制で必死の消毒 (5月20日付「朝雲新聞」より) ニコニコ動画 ○【赤松口蹄疫】2010/5/20 衆・本会議 自由民主党 江藤拓議員 ニコニコ動画 20100521衆院財務金融委員会 徳田毅(自民)※1~2 YouTube1 2 20100525農水委員会 道休・川村1/7(民主)※1~7 YouTube1 2 3 4 5 6 7 20100525衆院農林水産委員会 森山裕(自民)※1~4 YouTube1 2 3 4 第3報[口蹄疫]自衛隊災害派遣・激励のメッセージ伝わる! (5月27日付、朝雲新聞より宮崎県口蹄疫災害派遣部隊の第3報) ニコニコ動画 口蹄疫対策本部リポート(2010.6.10) ニコニコ動画 山田農林水産大臣記者会見6月11日分 Youtube 2010年6月14日 農林水産委員会 森山裕(自由民主党・無所属の会) ニコニコ動画 2010年6月14日 農林水産委員会 東順治(公明党) ニコニコ動画 2010年6月14日農林水産委員会 吉泉秀男(社会民主党・市民連合) ニコニコ動画 20100614衆院農林水産委員会 江藤拓(自民)※1~4 YouTube1 2 3 4 2010年06月18日 17 19 [口蹄疫]航空自衛隊災害派遣部隊の活動 ニコニコ動画 2010年06月24日 09 17 【口蹄疫】宮崎の畜産農家の方の生の声 字幕入りver ニコニコ動画 支援応援系 2010年 宮崎県口蹄疫 防疫CM(2010年05月05日 00 01 投稿) ニコニコ動画 2010年 宮崎県口蹄疫 県広報CM(2010年05月05日 22 07 投稿) ニコニコ動画 2010 年 宮崎県口蹄疫 CM(2010年05月08日 18 33 投稿) ニコニコ動画 【口蹄疫】宮崎への寄付について【問題】 ①(2010年05月07日 18 32 投稿) ニコニコ動画 【口蹄疫】署名活動について【JA宮崎】 ニコニコ動画 【口蹄疫】どこに募金したらいいの?(2010年05月19日 18 04) ニコニコ動画 ※募金の用途などを説明 【口蹄疫】支援した企業や人をGJしてみた (2010年05月21日 01 16) ニコニコ動画 【口蹄疫】支援した企業や人をGJしてみた②(2010年05月25日 02 44) ニコニコ動画 【口蹄疫】支援した企業や人をGJしてみた3(2010年06月01日 02 14) ニコニコ動画 口蹄疫・台湾から宮崎に義援金・謝謝台灣(2010年05月24日 19 56) ニコニコ動画 【バスプロ】活動状況とタオルの2次募集につきまして(2010年05月25日) YouTube(Short) (Long) マット作成のお願い動画『ご自宅からボランティア活動は始まっている!』(2010年05月26日) YouTube 【バスプロ】皆さまからのタオルとメッセージ(2010年05月27日) YouTube 2010/05/16 宮崎 口蹄疫問題 インタビュー 放送(現地で畜産業を営まれている弥永さんにインタビュー)ニコニコ動画 2010年06月06日 17 31 宮崎県口蹄疫被害応援チャリティーライブ@喫茶桂 ニコニコ動画 2010年05月26日 17 01【宮崎】( ゚∀゚)o彡゜と( ^ω^)で宮崎県応援動画作りました【口蹄疫】 ニコニコ動画 2010年05月25日 23 17 口蹄疫募金企業・団体等一覧 ニコニコ動画 2010年05月29日 04 04 口蹄疫問題を考える‐ニコニコ動画 ニコニコ動画
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妹「野球しようよ」 元スレ 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 17 10 00.73 ID K/S/Fyi30 俺「昨日の試合すごかったな」 妹「ホームランに始まってホームランに終わるって感じだったよね」 俺「それは、言っちゃダメ」 妹「なんで?」 俺「ダメったらダメ」 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 17 14 00.93 ID K/S/Fyi30 俺「新庄と清原が一緒に解説したらしい」 妹「色々とハジけてたね」 俺「あれくらいせんと視聴率稼げないんだろうな」 妹「野球は野球場でやるものなのにね」 俺「そうだな」 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 17 22 19.93 ID K/S/Fyi30 俺「盗塁ってかっこいいよな」 妹「そうだね」 俺「あの投手との駆け引きがなんともいえないんだよなぁ」 妹「それもそうだけど、レフト前ヒットで一塁ランナーが三塁まで進む走塁が好きだな」 俺「あー」 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 17 27 13.82 ID K/S/Fyi30 俺「このプロ野球チップスカード、いつのだろうな?」 妹「2000年くらいじゃない?」 俺「なんでわかるのさ?」 妹「ソックスの履き方で」 俺「時代を感じるよなぁ」 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 17 35 25.51 ID K/S/Fyi30 姉「ねぇ」 俺「ん?」 姉「ギダって何?」 俺「ギダ? あぁ、犠打ね。犠牲バントの事だよ」 姉「へぇ」 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 17 37 57.16 ID K/S/Fyi30 俺「ドラッグバント、セーフティーバント、プッシュバント。一口にバントと言っても色々なやり方があるんだよ」 姉「へー、じゃあこのパソコンは?」 俺「ブロードバンド」 姉「……」ニヤニヤ 俺「言わせといてそのドヤ顔やめてくれ……」 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 17 42 26.33 ID K/S/Fyi30 俺「今年もドラフト終わったなー」 姉「ドラフトってアレでしょ? 車の」 俺「そりゃドリフト」 姉「8時だよ」 俺「そりゃドリフ」 姉「世界三台珍味」 俺「ひょっとしてワザとやってねぇか?」 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 17 48 19.58 ID K/S/Fyi30 姉「あたし野球なんかわかんないもん」 俺「そうかい」 姉「盗んだり刺したり殺したりするスポーツって事くらいしか知らないわ」 俺「それ何のネタだっけ」 姉「あん?」 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 02 29.48 ID K/S/Fyi30 俺「引退したらムービースターになるって言った選手が居るらしい」 妹「ムービースターというよりエンターテイナーね」 俺「でもカッコイイんだよなぁ」 妹「だね」 俺「だなぁ」 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 08 57.59 ID K/S/Fyi30 ブン ブン 妹「はぁ、はぁ」 ブン ブン 俺「素振りですか」 妹「高校になって対戦投手のレベルが急に上がった気がするの」 俺「中には卒業したらプロに入るやつも居るしな」 妹「あたし、負けたくないの」 ブン ブン 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 14 54.73 ID K/S/Fyi30 俺「左打席の時な、右肩の開きが早いからなるべく最後まで肩は閉じてろ」 妹「うん」 俺「あと、右打席の時は右肘の使い方を意識した方がいい、その方がヘッドが早く出るからな」 妹「うん、こんな感じ?」 俺「もっとこう。肘をこうやって押し出すカンジでな」 姉「いつも言おうと思ってたけど、くっつきすぎでしょアンタ達。スキンシップにも程ってもんが」 妹「そう?」 姉「そうよ、あんたも一応女の子なんだからね」 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 18 34.62 ID K/S/Fyi30 俺「ん? ひょっとして背伸びた?」 妹「えへへ、気づいた?」 俺「う~む……」 妹「?」 俺「ここは成長ナシ、か」 妹「お兄ちゃん!」 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 24 21.05 ID K/S/Fyi30 姉「で、どうなのよ。社会人になった感想は」 俺「ん~……、意外とこんなものなのかなって」 姉「あん?」 俺「得意先行って頭下げて、会社帰って頭下げて、熱くなる事もなく一日が終わって、気がついたらヘトヘトだよ」 姉「それがサラリーマンって生き物よ」 俺「さいでっか」 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 26 05.04 ID K/S/Fyi30 俺「なんか、こう。もっと熱くなれるものがあればとは思うけど」 姉「そんなアンタに社会人の先輩から一つ素敵なアドバイスをしてあげるわ」 俺「なんだよ」 姉「仕事してる時はあくまで違う自分で居なさい、その方が楽だから」 俺「そんなものかねぇ……」 姉「皆そうやって生きてるのよ」 俺「生き難い世の中だこって」 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 30 01.09 ID K/S/Fyi30 姉「あたしだって好き好んで銀行員なんかやってないわよ。出勤すりゃお局様からは小言攻撃、残業だって多いし、しんどい事の方が多いわよ。でも生きていくためにはしょうがないのよ」 俺「しょうがない、ね」 姉「毎日毎日電卓叩いてお札数えて、たまーに’あたしはそんな事の為に生まれてきたんじゃない!’って思うけどね。でもどこかで妥協しなきゃ仕事なんかやってらんないわよ」 俺「妥協、ね」 姉「まー、あんたにもそのうちわかるわよ」 俺「さよか」 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 33 07.16 ID K/S/Fyi30 妹「あ、お兄ちゃん。おはよー」 俺「はよー」 妹「あのね、今日って早く帰ってくる?」 俺「たぶんな、今日は定時で帰れるはず」 妹「じゃあ……またスイング見てくれない? 試合も近いしさ」 俺「おう、いいぞ」 妹「やったあ! じゃあ待ってるね!」 俺「おう。それじゃあイッテキマス」 妹「いってらっしゃ~い!」 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 35 54.08 ID K/S/Fyi30 俺「ちわっす」 先輩「おー、どうよ俺くん。営業の仕事はもう慣れた?」 俺「いや、まだまだですよ」 先輩「ははは。うちの会社これでもマシな方なのに辞めていく人が多くて困ってたんだよねぇ。俺くんが来てくれて助かったよ。まったく最近の若いヤツは根性が足りないというか──」 俺「はぁ……」 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 38 09.21 ID K/S/Fyi30 俺「後は日報書いて終わり、と」 先輩「俺くん今日もう終わり?」 俺「そうっす」 先輩「いいねぇいいねぇ。じゃあこの後ちょっと一杯やってく?」 俺「今日はちょっと……」 先輩「ん? なんかあるの?」 俺「あ、いや。ご一緒します」 先輩「ははは、だよねぇ。ここじゃ先輩のお誘いは断らないのが長くやってくコツだからね? 覚えておくといいよ?」 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 41 48.27 ID K/S/Fyi30 先輩「おねーさん、生ビール二つね」 店員「ありやとやしたー」 先輩「はい、カンパーイ。おつかれさまー」 俺「お疲れ様です」 先輩「ぷはー! ったくさー、毎日毎日やってらんないよなぁ。あ、そういえば今日の部長なんか機嫌悪かったでしょ? あれって昨日奥さんにキャバクラ通いバレたらしいよ、あとね係長が──」 俺「はぁ……、そうなんですか」 俺「(6時、か)」 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 43 57.00 ID K/S/Fyi30 先輩「そういえば俺くんって昔野球やってたんでしょ?」 俺「まぁ、一応」 先輩「やっぱり~? なんかそんな気してたんだよね。モサいっていうか、いかにも野球部ってカンジじゃん?」 俺「そっすか」 先輩「ははは。あ、別に悪口とかじゃないから落ち込まないでね? 野球は昔から興味ないんだよねぇ、野球なんかオッサンがスポーツ新聞で読むもんでしょ?」 俺「まぁ、そっすね」 先輩「それにさー、見たいドラマが始まるのが遅くなるのが許せないっていうか、まぁそんあカンジなんだよねー」 俺「そうですか」 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 51 02.92 ID K/S/Fyi30 先輩「くそー、しゃかいがぜんぶわるいんだー」 俺「ちょっと先輩大丈夫っすか? 飲みすぎですよ」 先輩「らいじょーぶ、らいじょーぶらって」 俺「タクシー拾いますから、ちょっと座っててください」 先輩「ひゃーい」 俺「もう11時か……」 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 52 27.82 ID K/S/Fyi30 俺「ただいま~」 母「おかえりなさい、随分遅かったのね」 俺「妹は?」 母「もう寝ちゃったよ、明日も早いんだってさ」 俺「そっか……」 母「何か食べる?」 俺「いや、食べてきたから今日はもう寝るよ」 母「そう」 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 54 19.67 ID K/S/Fyi30 俺「はぁ」 俺「寝て起きたら明日も会社か」 俺「社会人は大変だなぁ」 俺「妥協……、ね」 俺「はぁ、寝よ」 俺「おやすみ……」 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 19 05 54.18 ID K/S/Fyi30 俺「そういえば、そろそろ夏の地方予選か」 妹「うん」 俺「高校の公式戦じゃ、お前はベンチ入りできないんだよな」 妹「……うん」 俺「応援行くよ、今度の日曜だっけ?」 妹「○×野球場」 俺「わかったよ」 49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 19 12 07.57 ID K/S/Fyi30 俺「そうか、もうそんな季節か……」 父「そうだなぁ、今年も甲子園の季節がやってくるな」 俺「とーさん。居たのか」 父「ふははははは、とーさんは時と場所を選ばずに参上する正義の味方なのだ!」 俺「正義の味方て」 父「はっはっは。まぁ、それは置いといて、だ」 俺「あん?」 父「仕事も良いがたまには生き抜きも必要だぞ? 最近お前の帰りが遅いもんでな、妹がすこぶる不機嫌でとーさんは正直いってツラい!」 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 19 16 39.70 ID K/S/Fyi30 俺「なぁ、とーさん」 父「うむ。何だね明智少年、ついに白状する気になったか? カツ丼食べるか?」 俺「いらん」 父「いらんって、とーさんハッキリ言われると傷ついちゃうぞ、ぷんぷん」 俺「可愛くないからそれ」 父「そうか」 俺「そうだよ」 53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 19 23 58.94 ID K/S/Fyi30 俺「社会人って結構シンドいんだな」 父「ん」 俺「まだ野球の練習のシンドさの方がいくらかマシだったよ」 父「そうか」 俺「とーさんって、結構スゴイ大人なんだなって思った。ちゃんと家族養ってさ、毎日愚痴も言わずに働いてさ」 父「はっはっは。何だ何だ、褒めても何も出ないぞ?」 54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 19 33 00.32 ID K/S/Fyi30 俺「けっこう俺もツラいんだわ。色々と」 父「だろうな、痩せたもんなお前」 俺「妹からスリムになったって言われたよ」 父「はっはっは、そうかそうか」 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 19 36 00.99 ID K/S/Fyi30 父「前にお前を月見草に例えた事があったな」 俺「そうだな」 父「知ってるか? 月見草ってのはな、冬は雪の下でじっと絶えて、夏の日照りの中でも枯れないんだぞ?」 俺「……?」 父「しぶとさがお前のウリだろう? 追い込まれてもファールで粘って粘って良いボールをはじき返すんだ」 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 19 40 54.89 ID K/S/Fyi30 父「あの夏のお前はどこに行った? 怪我して全部忘れてしまったか?」 俺「そっか、……月見草か」 父「ん」 俺「なんか元気でたよ。ありがと、とーさん」 父「そうか、元気でたか」 俺「うん、ありがとう」 父「なに、気にするな。それにこんな時くらい父親らしくありたいからな、はっはっは」 俺「一言余計だよ」 父「気にするな明智少年、はっはっは」 58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 19 49 47.62 ID K/S/Fyi30 俺「今年で引退する監督居るらしい」 妹「最後は敵味方関係なく胴上げされてたね」 俺「それが野球の良さだよ」 妹「ちょっとウルウルしちゃった」 俺「ドラマだよなぁ」 妹「だねぇ」 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 19 55 49.68 ID K/S/Fyi30 TV『今シーズン7勝に終わった○○選手はアメリカで~~』 俺「お~、この選手もついにメス入れるのか」 姉「何を入れるって?」 俺「メスだよ」 姉「この人オスでしょ?」 俺「ヒジにはメスを入れるんだよ」 姉「それって、つまりふたn」 俺「まてまてまて、何をどう聞いたらそうなるんだ」 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 19 58 42.49 ID K/S/Fyi30 姉「改めて野球について勉強してみようと思うの」 俺「急に何だよ」 姉「というワケで教えなさいよ」 俺「まぁ、いいけど」 姉「今度のデートが野球観戦なのよ」 俺「あ、そ」 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 20 00 51.56 ID K/S/Fyi30 姉「なるほど、その’せりーぐ’と’ぱりーぐ’っていうのに分かれてるのね」 俺「そうそう」 姉「ふーん、サッカーと一緒なのね」 俺「あん?」 姉「どっちがJ2なの?」 俺「あん?」 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 20 09 32.56 ID K/S/Fyi30 俺「というわけで、妹の試合を見に来ました」 妹「あ、お兄ちゃん。来てくれたんだ!」 俺「おう、試合13時からだろ?」 妹「うん」 俺「先にスタンド行ってるからな、しっかり応援しような」 妹「……うん」 俺「なんだなんだ、元気ないな」 妹「やっぱり、試合に出れないのは、ちょっと悔しいっていうか……」 俺「うむ、その分だけ試合に出てる選手を応援しようじゃないか。な?」 妹「うん」 66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 20 38 12.68 ID K/S/Fyi30 ワーワー 俺「う~ん、高校野球って感じの雰囲気だなぁ。懐かしい」 俺「ついこの間まで俺もそっち側に居たんだよなぁ」 俺「野球、か……うん。いいもんだよな」 俺「にしても、随分部員が少ないんだなぁ」 おじさん「あんたも△△高校の応援かな?」 俺「あ、そうです」 おじさん「そうかいそうかい、最近まで△△高校も強かったんだがここ三・四年でサッパリ弱くなっちまってね」 俺「そうなんですか?」 おじさん「なんでも廃部が検討されてるとかって聞くね、まぁそんな事にはならないとは思うんだけどね?」 俺「廃部って……」 おじさん「あ、ごめんね変な事言って。これあくまで噂だからさ」 67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 20 46 58.04 ID K/S/Fyi30 審判「プレイボール!」 俺「お、始まりましたね」 おじさん「そうだねぇ」 妹「がんばれ~!」 68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 20 50 06.52 ID K/S/Fyi30 審判「フォアボール!」 俺「また四球か。ちょっと球数も多いし流れが悪いなぁ」 おじさん「さっきの外野のエラーから調子崩したみたいだね、あの投手」 俺「エラーは良いんだけど、その後ですよ。さっき誰もカバーに行ってなかったでしょ?」 おじさん「ほう?」 俺「例えばピッチャーが一塁牽制した時はセカンドとライトがダッシュでカバーに入るとか、ショートゴロだったらキャッチャーはファーストのバックアップに入るとか、そんな基本的な事ができてない気がしますね」 おじさん「う~ん、よく見てるね」 俺「あ、すみません。クセみたいなもんで」 おじさん「良い目だ」 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 20 58 42.89 ID K/S/Fyi30 カキーン おじさん「おぉ、よく打ったね今のボール」 俺「そうですね、ちょっと泳がされましたけど。気持ちでもっていったって感じのヒットでしたね」 おじさん「さあ、反撃開始だよ」 俺「この試合初めて出したランナーですからね、ノーアウトだし攻めていきたいですね」 おじさん「君だったら、次の打者にどんなサインを送るんだろうね?」 俺「ヒッティングですね」 おじさん「ほう? 定石のバントではなくて?」 俺「まだ回が若いですからね、ノせてあげると高校生くらいだと試合中に爆発する事もあるんですよ」 おじさん「爆発、ね」 俺「毎年甲子園に出るようなチームには一人くらい居るでしょ? 地方大会の打率が五割とか六割とか残す選手が、そういう事ですよ」 71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 06 28.77 ID K/S/Fyi30 コツン おじさん「バントだったね」 俺「ま、ここは手堅くという事でしょうね」 おじさん「一死献上で得点圏、それも良い作戦と思うけどね?」 俺「投手ってのは、アウトを取ってる限り気持ちよく投げられるんですよ」 おじさん「ほう?」 俺「バントってのは投げる側からすると楽なんです、アウト一つもらえるわけですからね」 72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 08 59.95 ID K/S/Fyi30 おじさん「ふむふむ」 俺「打たれるって事ほど投手にとって気持ち悪い事はない、ましてや今日初めて打たれた安打だ。ここでバントはむしろ相手に立ち直る機会を与えているようなものです、多少無理してもヒッティングですよここは」 おじさん「う~ん、そうかなあ」 審判「ットラックアウト! チェンジ!」 おじさん「あらま、この回も0点か」 俺「ま、ここで話してても野球をやるのは選手なんですけどね」 73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 13 15.32 ID K/S/Fyi30 審判「ゲームセット!」 俺「負けちゃいましたね」 おじさん「今年も初戦敗退かぁ、高校野球は厳しいなぁ」 俺「惜しかったですよ」 おじさん「実はね」 俺「?」 おじさん「この高校三年前から監督が不在なんだよ」 俺「はぁ」 おじさん「野球を教えられる人が居なくてね、今は新任の人が顧問をやってるらしいんだが」 俺「そうなんですか」 おじさん「……ま、次も応援に来てあげてね」 俺「はい、そうします」 おじさん「それじゃあ、また」 74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 17 39.26 ID K/S/Fyi30 俺「よう、惜しかったな」 妹「……うん」 俺「その涙があれば立ち直れるさ」 妹「お兄ちゃん、あのね」 俺「うん?」 妹「あたし、何もできないのが……」 妹「やっぱり……、くやしいよ……」 75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 19 50.29 ID K/S/Fyi30 妹「同じ野球部員なのに、ベンチにも入れなくて、スタンドから応援してるしかなくて」 妹「あたし、ずっと……ずっとこんな……」 俺「妹……」 76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 27 10.06 ID K/S/Fyi30 俺「それでもその道を選んだのはお前だろう」 俺「そこでやれるだけの事をやるしかないよ」 俺「お前はお前だ」 俺「とか、言えるわけないしなぁ……あの時何て言葉をかけたらよかったんだよ」 78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 32 48.58 ID K/S/Fyi30 ピ TV『H●K杯フィギアスケート』 ピ TV『一番面白くない芸能人はダレだ?!』 ピ TV『この件に対し容疑者は「後悔はしていない、だが今は反省しいてる」と述べており~』 ブチン 妹「あー、今日移動日か」 79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 38 46.08 ID K/S/Fyi30 妹「試合には出られないし、部員はやる気ないし」 妹「野球……楽しくないなぁ」 妹「あ、学校いかなきゃ」 妹「こんな時に期末テストとか嫌になっちゃうなぁ……」 妹「いってきまーす」 80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 42 51.17 ID K/S/Fyi30 母「あら? 妹ったらお弁当忘れてるわ」 俺「あいつが忘れ物とか珍しいこともあるもんだな」 母「ちょっと届けてくれない? あなた今日お仕事お休みでしょ?」 俺「あぁ、いいよ」 母「それと」 俺「?」 母「これ、差し入れにスポーツドリンクとバナナとプロテインを人数分」 俺「って、こんなに持っていけるか!」 81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 48 10.00 ID K/S/Fyi30 妹「おはよー」 クラスメイト「おはよー」 妹「テスト嫌だねー、勉強してきた?」 クラスメイト「ぜんっぜん」 妹「あはは、だと思った」 先生「い……妹ちゃん! 聞いて! 大変っ! 大変なの!」 妹「ちょ、ちょっと先生、どうしたの?!」 先生「教頭が、ハゲてて……! あ、そうじゃなくて……」 妹「先生落ち着いて。深呼吸、ハイ吸って~、吐いて~」 先生「ヒ・ヒ・フゥ~、ヒ・ヒ・フゥ~」 妹「それ何か違う気が……」 83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 51 05.73 ID K/S/Fyi30 妹「それで先生、どうしたの?」 先生「朝の会議でね、教頭先生から言われたの。野球部は廃部だって」 妹「なあんだ、廃部かぁ~」 先生「うん」 妹「え?」 妹「廃部?!」 84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 55 05.91 ID K/S/Fyi30 妹「ちょっと! 廃部ってどういう事ですか」 教頭「何だね君は」 妹「野球部の者なんですけど」 教頭「ふん、あぁあのクズの野球部か」 妹「なんですって?!」 先生「ちょ、ちょっと妹ちゃん落ち着いて……」 妹「先生はこんな事言われて悔しくないんですか!」 先生「それはそうだけど……」 教頭「まぁこれは決まった事だからな」 85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 59 13.48 ID K/S/Fyi30 教頭「あのね、学校だって慈善事業やってるんじゃないんだよ? 専用野球場の維持だけでも年数百万円かかるんだからね? おまけに弱い。勝てば知名度もあがるが、こんなに弱いんじゃ話にならない」 妹「それは……」 教頭「この間の地方予選も一回戦で負けたって話じゃないか、しかも無名の公立高校に」 妹「う……」 86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 22 01 15.02 ID K/S/Fyi30 教頭「うちみたいな私立が公立高校に負けるとはとんだ笑い話だよ、よくも学校の名前に泥を塗ってくれたよ」 先生「でも、子供達は悪くありません……」 教頭「先生は黙っていてください」 先生「はうぅ……」 88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 22 06 45.61 ID K/S/Fyi30 妹「そんな……廃部だなんて……」 教頭「まぁ私も鬼ではありません、結果さえ出してくれれば良いのですよ」 先生「け、結果とは?」 教頭「今年中にそれらしい結果を残さない場合は、廃部という事です。大きい大会で上位に入るとかね、まぁ無理だと思いますが、ははは」 89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 22 09 52.22 ID K/S/Fyi30 妹「三年生が抜けた今に通達するなんて……やり方が汚いですね」 先生「ごめんね、わたしの立場が弱くて……それに野球もよくわかんないのに野球部の顧問だなんて……ごめんね」 妹「謝らないでよ先生、大丈夫。勝てばいいんだよ」 先生「でも……だめだったら……」 妹「マイナス思考発言禁止!」 先生「はうぅ……」 90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 22 19 20.93 ID K/S/Fyi30 先生「どうしようどうしよう、先生どうしたらいいの?」 妹「先生が落ち着かないでどうするんですか!」 先生「ごめんね……でも先生野球の事はよくわからないし……」 妹「でかい大会って言ったら一番近いのは秋季大会か……あと二ヶ月しかないじゃない」 先生「で、でも二ヶ月あれば」 妹「(二ヶ月で三年生の抜けたチームで勝ち上がる……?)」 妹「(厳しい……うちはタダでさえ選手層が薄いのに……)」 妹「(ああ……こんな時あたしが試合に出場できれば……!)」 俺「お、居た居た。おーい妹、弁当忘れてたぞー」 91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 22 23 52.64 ID K/S/Fyi30 妹「お兄ちゃん?! どうして学校に?」 俺「あん? お前が弁当忘れてたからだよ」 妹「あ……、ありがと」 俺「こんにちは、顧問の先生ですよね? こいつの兄の俺です」 先生「こ、こんにちは」 俺「それからこれ、差し入れにスポーツドリンクとバナナとプロテインを人数分です。よかったらどうぞ」 先生「あ、ありがとうございます……?」 俺「?」 先生「ひ、ひょっとして、俺くん?」 俺「あん?」 93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 22 30 49.51 ID K/S/Fyi30 先生「覚えてない? ほら、高校の時一緒のクラスだった……」 俺「ひょっとして、委員長?」 先生「わぁ、覚えててくれたんだ」 俺「お前、学校の先生してたのか。はっはっは、久しぶりだなぁ」 先生「うん、今年採用されたんだ」 俺「そうかそうか。じゃ、がんばれよ」 先生「も、もう帰っちゃうの?」 俺「弁当届けにきただけだし、用事はもう済んだよ。それよりお前ら時間は良いのか?」 キーンコーンカーンコーン 先生・妹「あ」 94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 22 36 51.93 ID K/S/Fyi30 Prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr 俺「ん、誰だろ?」 先輩『おい! お前今どこに居る?』 俺「△△高校ですけど」 先輩『△△高校? まぁいい、今すぐ会社こい』 俺「え? でも今日休みのはずじゃ」 先輩『取引先から仕様変更の通達が来たんだよ、対応に追われてるからお前手伝え』 俺「でもそれ先輩の仕事じゃ」 先輩『つべこべ言うな。この前の飲み、オゴっただろ?』 俺「はぁ……わかりました」 俺「この前のタクシー代俺出したのにな……」 99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 22 49 55.82 ID K/S/Fyi30 俺「ったく、自分の仕事くらい自分で捌けよな」 おじさん「おや? また会いましたね」 俺「この間のおじさんじゃないですか、こんにちは」 おじさん「ほっほ、いい日和だね。夏というのに蒸し暑くなく、日照りが心地良い」 俺「そうですね。お散歩ですか?」 おじさん「ん~、そうだね。家は近いよ」 俺「そうなんですか、この辺りはいいですね緑が多くて。おっと、俺仕事行かなきゃいけないんでした」 おじさん「急ぎかね?」 俺「けっこう急ぎみたいですね」 おじさん「ほっほ、そうかね。君とは一度じっくり話をしてみたいと思ってたんだよ。また会えるかな?」 俺「あ、じゃあこれ俺の携帯番号なんで、いつでも掛けてください」 おじさん「あいわかった」 俺「それじゃあ、そろそろ行きますね」 100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 22 54 24.94 ID K/S/Fyi30 先輩「お前来るの遅いよ!」 俺「すいませんっす」 先輩「これ百ページ今から目を通して資料作り直せ、明日までな」 俺「明日って、そんな急に」 先輩「あん? できなきゃ俺かお前がクビなんだよ、わかるか? わかるよな」 俺「元々俺の仕事じゃないんですが……」 先輩「何か言ったか? 俺はちょっと休憩するけどお前ちゃんと進めとけよ」 俺「はぁ……」 101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 22 58 50.17 ID K/S/Fyi30 俺「お……終わったあぁ……」 俺「もう終電無いな……」 俺「先輩、先輩。起きてください」 先輩「……ン、終わった?」 俺「終わりましたよ、メールに添付しましたからチェックしてください」 先輩「いやー、サンキューサンキュー。優秀な後輩が居て助かるわマジで、じゃあ帰るからカギよろしくね~ん」 俺「はぁ……」 102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 02 47.93 ID K/S/Fyi30 俺「ただいま~」 姉「ねぇ、ちょっとアンタ。妹に何かした?」 俺「あん?」 姉「今日帰ってくるなり機嫌悪くて、とーさん縮こまっちゃってるの。何か知らない?」 俺「さあ? 知らないけど」 姉「ウソついてないでしょうね?」 俺「ウソついてどうするんだよ」 姉「……それもそうね」 104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 09 38.65 ID K/S/Fyi30 妹「ねぇお兄ちゃん」 俺「あん?」 妹「あの……その……」 妹「やっぱり何でもない!」 父「……ガーン」 俺「いや。ショック受けるポイントおかしいだろ、とーさん」 105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 11 49.65 ID K/S/Fyi30 父「息子よ……」 俺「何だよ」 父「娘という生き物はかくも難しいものなのか……」 俺「幾つになっても俺もねーちゃんも妹も、とーさんの子供だよ」 父「そうか」 俺「そうだよ」 106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 15 31.61 ID K/S/Fyi30 俺「でも確かにちょっと変だったな妹」 父「何か知らないか?」 俺「う~ん、そういわれても本当に何も知らないからなあ」 父「お月様かな」 俺「親に言われて嫌な台詞ナンバー1だなそれ」 父「ガーン」 107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 23 27.84 ID K/S/Fyi30 俺「(どうしてこうなった)」 女A「ねぇ~俺さんってどんな女性が好みなの?」 先輩「あ~、だめだめ。こいつ童貞だから」 女B「ギャハハ、マジ? うける~」 先輩「それよりさ~、君のそのネックレスかわいいね、どこの?」 俺「はぁ……、なんで俺こんなとこ居るんだろ」 108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 25 23.89 ID K/S/Fyi30 先輩『お前、今夜空いてるか?』 俺『え?』 先輩『合コンだよ、急に男が一人来れないってんでお前を誘ってるんだ、ありがたく思えよ? ちなみに相手は現役の先生だから』 俺『俺は別に、』 先輩『来るよな?』 俺『はい……』 先輩『よしよし、素直でよろしい』 109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 29 01.88 ID K/S/Fyi30 先生「すみませ~ん、後れました」 女A「おそいよ~」 先生「ごめんなさい、ちょっと練習が……。俺くん?」 俺「委員長……」 先生「奇遇だね、こんなところで会うなんて」 先輩「ひゅー、美人じゃん。何々? 二人は知り合いなわけ?」 先生「高校の時のクラスメイトなんです」 先輩「へ~、そうなんだ」 111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 31 38.68 ID K/S/Fyi30 ヒソヒソ 先生「ねぇ、二人で抜け出さない?」 俺「え?」 先生「どうせ断れなくて仕方なく参加したんでしょ? わたしも同じだから」 俺「じゃあ、……うん」 先生「えへ、じゃあ決まりね」 ヒソヒソ 113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 37 16.18 ID K/S/Fyi30 先生「それにしてもびっくりしたなぁ、妹ちゃんのお兄さんが俺くんだったなんて。苗字が同じだったからもしやとは思ってたけど」 俺「俺こそびっくりだよ。まさか委員長が先生になってるなんてな、まぁ昔から言ってたよな’先生になりたい’って。よかったじゃないか、夢が叶って」 先生「うん……そうなんだけどね」 俺「元気ないな、どうした?」 先生「妹ちゃんから、何か聞いてない?」 俺「いんや、何も」 先生「そう……、実はね──」 115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 43 30.13 ID K/S/Fyi30 先生「──」 俺「そんな事になってたのか」 先生「わたしもうどうしたらいいかわからなくて……、今日もさっきまで練習してたんだけどね」 俺「こんな時、何て言っていいかわからんが。その、元気だせよ。委員長がそんなんだったら部員の皆も安心できないだろ?」 先生「……うん」 俺「それにしても廃部、か。だからあいつ──」 117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 51 31.77 ID K/S/Fyi30 先生「妹ちゃん、一人で責任感じちゃってね。なんとかチームを纏めようとしてくれてるんだけど、なかなか上手くいかないのよ……」 俺「う~ん、なるほどね。そういう事だったのか」 先生「俺くん……」 俺「悪いが仕事があるんでね、コーチの引き受けは難しいな」 先生「……だよね」 俺「しかし」 先生「え」 俺「休日なら暇してるからな、その時くらいなら引き受けてもかまわん」 先生「俺くん!」 俺「ちょ、抱きつくなって。く、苦しい……」 118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 57 57.17 ID K/S/Fyi30 先生「というわけで今日から野球を教えてくれる事になった俺さんです」 俺「ども、よろしく」 部員「ちゃーっす」 妹「お、お兄ちゃん……なんで?」 俺「あー、今日から君らに野球を教える事になりました俺です。昔ちょっと野球やってたんでそこらの人よりは詳しいと思います」 俺「とりあえず今日は皆の動きを見せてもらおうと思います、怪我しない範囲で頑張りましょう」 部員「ほんとに大丈夫なの、この人……?」ヒソヒソ 少年「……」 123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 00 04 10.45 ID 7TQhvk2x0 部員「ノックいくぞー!」 カキーン 部員「次セカンドゲッツー!」 カキーン 部員「ライトいくぞー!」 カキーン 俺「う~ん、この練習風景。懐かしいなぁ」 124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 00 06 25.64 ID 7TQhvk2x0 先生「俺くん、お茶どうぞ」 俺「ありがとございます、先生」 先生「俺くんに先生って呼ばれるの変な感じ」 俺「ここで委員長って呼ぶほうがおかしくないか?」 先生「うふ、それもそうね」 125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 00 10 12.84 ID 7TQhvk2x0 部員A「なぁ」 部員B「何だよ」 部員A「あの人野球やれる様に見える?」 部員B「いんや、そうは見えないけど……」 部員A「ちょっと試してみようか」 部員B「試すって何を」 部員A「流れ弾に見せかけて俺さんに向かって全力投球」 部員B「ちょ、ちょっと。辞めようよそんな事」 部員A「あぁああああ! 手が滑ったあぁぁあああ!」 126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 00 13 13.65 ID 7TQhvk2x0 ビュン! 俺「っ」 俺「委員長! 危ない!」 先生「え?」 ドサッ 先生「え? え? 俺くん? なんでわたしの上に、え? 襲われてるわたし?」 俺「ボケてる場合か、怪我は無いか? 頭とか打ってない?」 先生「え、あ。うん……」 127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 00 15 53.57 ID 7TQhvk2x0 部員B「あわわわわ、た、大変だぁ」 部員A「あら~……、違うトコ行っちゃった」 少年「おいお前、くだらねぇ事してんじゃねぇぞ」 部員B「し、し~らないっと」 部員A「な、なんだよ少年」 少年「……ち」 部員A「舌打ちされた……、俺先輩なのに……」 128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 00 19 01.27 ID 7TQhvk2x0 俺「おい!」 部員A「は、はい!」 俺「さっき投げたのお前か?」 部員A「はい! 自分です!」 俺「そうか……お前か……」 部員A「(な、殴られる……)」ゴクリ 129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 00 20 44.11 ID 7TQhvk2x0 俺「良い肩してるなお前! ちょっとびっくりしたぞ」 部員A「え?」 俺「どこだポジション? センターか? それともキャッチャーか?」 部員A「えっと、センターです」 俺「そうかそうか、その肩があればかなりの武器になる。いやー、いいもん見せてもらったよ」 部員A「はは、……褒められちゃった」 130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 00 23 10.66 ID 7TQhvk2x0 部員B「なんだか凄い事になってるなぁ」 妹「……」 部員B「ひ?!」 妹「なんでおにいちゃん先生といちゃいちゃしてるの……ゆるせない……」 部員B「こっちも凄い事になってる……」 132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 00 33 54.33 ID 7TQhvk2x0 俺「それじゃあ今日はこれくらいにしておこう、各自ストレッチを怠らないようにな」 部員「したっ!」 俺「お疲れ様」 先生「チームの印象はどうですか、カントク」 俺「監督は辞めてくれよ。どうもこうも、バランスが悪いってのが印象かな」 先生「バランス?」 俺「まぁ、磨けば光りそうなのがチラホラ居たよ。逆に言えばどうやら指導者次第でこのチームは化けそうだ」 先生「うふ、期待していいのね?」 俺「最善は尽くすよ」 133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 00 37 02.52 ID 7TQhvk2x0 俺「それじゃあ、俺もそろそろ帰るよ」 先生「わたしは、明日の小テスト作ってから帰るね」 俺「大変だな、先生」 先生「じゃあね、俺くん」 俺「うん、またな」 先生「俺くんかぁ……」 先生「ちょっと会わない間に大人の男になってたなぁ……」 先生「俺くん、かぁ……」 先生「はっ、何考えてるのわたし」 先生「俺くん、かぁ……彼女とか居るのかな」 137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 01 03 58.07 ID 7TQhvk2x0 先生「さ~て、ちゃっちゃとテスト作って帰りますか」 おじさん「おや、居残りかね」 先生「お父様」 おじさん「こらこら、学校でお父様と呼ぶのは辞めなさい」 先生「すみません、理事長」 おじさん「野球部の監督の事なんだが」 先生「はい?」 おじさん「ふさわしい人材が見つかったから、明日紹介しようと思う」 先生「あ、その件はもう……」 おじさん「うん? 何かね?」 先生「いえ、何でもないです」 おじさん「ふふ、楽しみにしてなさい」 138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 01 06 11.18 ID 7TQhvk2x0 妹「……」 俺「なんだよ」 妹「どうしてお兄ちゃんがコーチやってるの?」 俺「あぁ、委員長に頼まれてな」 妹「委員長って先生の事?」 俺「そうだけど」 妹「……あたしが頼もうとしてたのに……」 俺「ん? どうした?」 妹「なんでもない、寝る」 俺「……反抗期か?」 140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 01 13 55.22 ID 7TQhvk2x0 俺「えー、今日から本格的にポジションに別れてもらう」 俺「アップが終わったら内野と外野はノックから始めて、バッテリーは俺と一緒に打ち合わせ。午前中はこれで行こう」 部員「はい! ランニングいくぞ!」 部員A「っせー! いっちに!」 先生「ふさわしい人材……か」 俺「あん?」 先生「いや、こっちの話」 146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 01 34 26.42 ID 7TQhvk2x0 先生「あのね、俺くん実は──」 俺「そっか。監督さん見つかったのか」 先生「うん、お父様に言われて。……ごめんね?」 俺「何で謝るんだよ、むしろ良かったさ。この年くらいの子達は臨時コーチなんかじゃなくてちゃんとした指導者に見てもらうのが一番だからさ」 先生「はうぅ……」 俺「困った時に出るその癖、昔から変わってないな」 先生「そ、そうかな」 147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 01 37 51.29 ID 7TQhvk2x0 俺「よーし、じゃあバッテリーちょっと集まってくれ」 部員B「っす。キャッチャーの部員Bです、どもよろしく」 俺「おう、部員Bだな? よろしく」 少年「……ちーっす、ピッチャーやってます」 俺「なんだなんだ、クールな感じだな? よろしくな」 妹「はい! ピッチャーの妹です!」 俺「おう、よろしく」 148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 01 51 01.95 ID 7TQhvk2x0 俺「バッテリーはチームを支える柱みたいなもんだ。どんなビハインドの場面でも絶対に諦める事は許されない、特に投手の枚数が少ないチームならなおさらだ」 部員B「はい!」 俺「あと二ヶ月で結果を出す為には色々な方法が考えられるが。簡単な方法が二つある、一つ目は正攻法で攻める事、二つ目はウラをかく事だ」 妹「ウラ?」 俺「そうだ、例えば二球続けて同じコースに同じ球種を投げたとしよう。そしたらバッターは何と考える?」 妹「もう一度同じ球は無い」 俺「正解だ、だがその逆も然り。だからこそ、その前の打席が持つ意味合いが増えてくる」 部員B「前の打席?」 149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 01 51 42.95 ID 7TQhvk2x0 俺「そうだ、バッターってのは何を安打したのかは意外と覚えてないが’自分が打ち取られたボール’ってのは不思議と目に焼きついてるもんだ、それを利用する」 部員B「というと?」 俺「それを打席の中でチラつかせるんだ。少なくとも一試合に三回は打席に立つわけだからな、配球の中にその匂いを残すんだ’ほら、次はこのボールを投げるぞ’ってな。そこに迷いが生じる。その迷いが大きければ大きいほど凡打になる確率は自然と上がる」 部員B「ほうほう」 俺「それを可能にするには打者との対決を一打席で完結させない事だ。捕手は配球を覚え、投手はそこに良いボールを投げ込む。一朝一夕にできるもんじゃないがとにかく’一打席で完結させない’事を頭に入れてくれ、まずはそこからスタートだ」 部員B「はい!」 俺「うん、良い返事だ」 151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 02 01 21.90 ID 7TQhvk2x0 俺「それじゃあ、ちょっと投げ込みしてみようか。球筋も見てみたいし」 少年「……ちーっす」 先生「すごいのね」 俺「あん?」 先生「俺くんの言ってる事、半分もわからなかった」 俺「別に普通だよ。俺だって学校の先生をやれと言われてもできない、それだけの話だろ?」 先生「そうかな」 俺「そうだよ、誰だって不得意な面があれば得意な面もある。それを補っていくのがチーム、だろ?」 先生「え……」 俺「むかし怪我して自暴自棄になってたころ、委員長が教えてくれたじゃないか」 先生「そ、そうだっけ」 俺「そうだよ」 152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 02 04 26.62 ID 7TQhvk2x0 少年「……」 バシン 俺「ナイスボール、良いストレートだ」 少年「……」 俺「ん?」 少年「そ、っすか」 俺「……?」 153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 02 06 16.44 ID 7TQhvk2x0 妹「いくよ、カーブ」 部員B「へい」 妹「っ!」 バシン 俺「おぉ、曲がるようになってる」 妹「へへーん、どんなもんよ?」 俺「ちょっと見ない間に成長したな」 妹「えへへ」 154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 02 15 59.12 ID 7TQhvk2x0 俺「よーし、じゃあちょっと全員集まってくれ」 部員「集合!」 俺「いま全員で何人居るんだっけ?」 部員「18人です」 俺「よーしじゃあ9人に分かれて紅白戦をやろう。チームはキャプテンと相談してこっちで分けるから勝敗は関係なく気楽にやってくれ、普段の動きを見てみたい」 部員C「気楽にって……」ヒソヒソ 部員D「やる気あるのかなあのコーチ……」ヒソヒソ 155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 02 19 08.43 ID 7TQhvk2x0 Prrrrrrrrrrrrrrrrrr... 俺「また先輩からか……。悪い、ちょっと電話だ、適当に休憩しといてくれ」 部員「はい」 俺「もしもし──」 部員C「何喋ってんだろうな?」ヒソヒソ 部員D「さあ」ヒソヒソ 部員C「ちょっと聞きにいってみる?」ヒソヒソ 部員D「おい、辞めようよそういうの」ヒソヒソ 部員C「って言ってノリ気じゃんよ」ヒソヒソ 部員D「あ、バレた?」ヒソヒソ 156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 02 21 23.73 ID 7TQhvk2x0 先輩『おい、お前今どこに居る?』 俺「何ですか?」 先輩『今すぐ会社こい』 俺「またですか?」 先輩『おう、ちなみに拒否権ないからな』 俺「はぁ……」 先輩『先輩には従っとくべきだよ? 後々後悔するのはお前だからな』 157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 02 25 26.33 ID 7TQhvk2x0 部員C「なんか仕事の話みたいだな」ヒソヒソ 部員D「そうだね」ヒソヒソ 部員C「そういやコーチって働いてるんだっけ」ヒソヒソ 部員D「らしいね、俺たちより仕事の方が大事なんじゃない? 大人ってそういう生き物じゃん?」ヒソヒソ 部員C「どうせ俺らの事なんて思ってないんだろうな」ヒソヒソ 部員D「どうせコーチも先生目当てなんでしょ? 美人だし」ヒソヒソ 部員C「美人だよな……先生」ヒソヒソ 部員D「だよなぁ……」ヒソヒソ 俺「バカ言わんでください。俺はいま子供達に野球を教えてるんです」 部員C・D「?!」 162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 02 31 29.74 ID 7TQhvk2x0 俺「じゃあそういうわけですから失礼します」 ブツン Prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr... 先輩『この会社で先輩の命令拒否する意味わかる? 部長とかにチクるよ?』 163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 02 33 20.28 ID 7TQhvk2x0 俺「そんなもんクソくらえですよ」 ブツン Prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr... 先輩『たぶんお前、クビだから。もう来なくていいよ』 俺「しつこいな、アンタも」 ブツン 164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 02 36 47.93 ID 7TQhvk2x0 Prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr... 俺「あのなあ! 俺はいま子供達に野球を──」 おじさん『おや? そうかね?』 俺「あん?」 168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 03 02 19.79 ID 7TQhvk2x0 おじさん「──という事で、今日から正式に君たち野球部の監督をしてもらう事になった俺くんだ」 俺「えー、えーっと……おじさん? イマイチ展開に付いていけないと言うか」 おじさん「あぁ。そういえば自己紹介がまだだったね。私はこの△△高校の理事をしてる者だ。これから末永く頼むよ俺くん」 俺「り……りじぃ?!」 先生「ちょっと、お父様?!」 おじさん「こらこら、学校でお父様は辞めなさい」 169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 03 04 01.35 ID 7TQhvk2x0 先生「理事長……その、話にあった監督というのは俺くんの事ですか?」 おじさん「うむ、その通りだ。彼はまだ若いが非常に良い目をしていたのでな」 先生「あの、実は──」 おじさん「──はっはっは、そういう事だったのか。既に臨時コーチを引き受けていたとは、やはり私の目に狂いは無かったのだな」 170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 03 09 42.52 ID 7TQhvk2x0 俺「えぇっと……そういうワケでコーチから監督になりました。よろしく」 部員「はい!」 俺「じゃあ、とりあえず紅白戦いってみようか」 部員「はい!」 部員C「なぁ……」 部員D「うん……」 部員C「とりあえず、あの人に付いていってみようと思うんだけど」 部員D「奇遇だね、同じ事言おうとしてたよ」 部員C「あんなの聞かされてやる気でないのは男じゃないよな」 部員D「うん」 171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 03 12 14.73 ID 7TQhvk2x0 先生「なんか、色々びっくりしちゃった」 俺「たぶん俺が一番驚いてるよ、実はまだちょっとドッキリの線を疑ってる」 先生「お父様はユーモアのある人だけど、その手のジョークは好きじゃないわ」 俺「それにしても、なんで理事長の娘が顧問やってる部活が廃部に追い込まれてるんだよ……」 先生「色々居るのよ、利権とか権力とかが好きな人がね」 俺「どこにでも居るんだなそういう輩」 先生「そうねぇ」 201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 15 20 17.68 ID 7TQhvk2x0 俺「そんなこんなで紅白戦が終わりました」 妹「完封しちゃった」 俺「う~ん、拙攻マニアには堪らない展開でしたな。って、そうじゃなくて……貧打にも程があるぞこりゃ」 妹「控えには野球経験ない子も多いから」 俺「野球は経験でやるもんじゃないよ。……とは言いつつ、こりゃちょっと骨が折れそうだな」 202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 15 22 05.81 ID 7TQhvk2x0 俺「ところで、今までスタメンはどうやって選んでたんだ?」 妹「えっと……三年生ばかり試合に出てたかな」 俺「サインは?」 妹「前のキャプテンが色々やってたみたいだけど」 俺「ふむ、なるほど」 204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 15 27 35.24 ID 7TQhvk2x0 俺「よーしじゃあ皆聞いてくれ」 部員「はい!」 俺「これから数ヶ月で勝てるチーム作りをしなくちゃいけない、それは皆がわかってると思う」 部員「はい!」 俺「そのためには圧倒的に時間が足りない、だからこれからは」 俺「打撃練習だけやっていく事にする」 205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 15 35 19.53 ID 7TQhvk2x0 部員「え、でもそれじゃあ」 俺「この中に外野フライを処理できない者はいるか?」 シーン…… 俺「じゃあ、ゴロをさばけない者は?」 シーン…… 俺「よし、大丈夫そうだな」 俺「守備はちょっとした気づきで劇的に変わる、例えば野手同士のカバーリングとかな。誰かのミスを全員でカバーし合う事を前提に動いていけばそれで充分だ」 俺「極端な話、守備はゲッツーを取れる程度の能力があればそれ以上は望まない。幸い皆はその能力を持ち合わせているようだ」 206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 15 39 43.65 ID 7TQhvk2x0 俺「それに、打撃練習やってる方が楽しいだろ?」 部員「は、はい!」 部員C「打撃、かぁ」 部員D「な、なんかやってみようかなあ……」 部員C「け、結構考えてるんだなぁ。コーチ」 部員D「もうコーチじゃなくて監督だよ」 部員C「あ、そうか」 208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 15 44 39.97 ID 7TQhvk2x0 俺「もちろん打撃練習中にも守備にはついてもらう、そこでは守備の練習だ」 俺「そこまで細かい野球ができるとは思ってない、だからミスは怒らないが怠慢プレーは許さない」 部員「はい!」 俺「まぁ、堅苦しい話はこれくらいにして。楽しくやっていこうよ、な?」 部員「はい!」 209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 15 57 01.11 ID 7TQhvk2x0 俺・妹「ただいま~」 母「あらあら、二人ともドロドロじゃない。早くお風呂はいっちゃって」 俺・妹「は~い」 俺「一緒に入るか?」 妹「お兄ちゃん!」 210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 15 58 52.76 ID 7TQhvk2x0 妹「ん……」 妹「なんだろう、この気持ち」 妹「先生とお兄ちゃんが喋ってるトコみるの」 妹「ちょっと、嫌だなぁ……」 妹「何考えてるんだろう、廃部になるかもしれないのに……」 妹「はぁ……寝よ」 211 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 16 02 34.94 ID 7TQhvk2x0 父「おう、おかえり。お前△△高校の監督を引き受けたらしいな」 俺「え? もう知ってるの? 今からそれ言おうとしてたのに」 父「はっはっは、父さんの情報網をバカにしちゃいけないよ?」 俺「ストーカーか」 父「失礼な! 父さんはスカートなど穿かん! ぷんぷん!」 俺「どう聞き間違えたらそうなるんだよ……」 父「はっはっは」 212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 16 07 22.17 ID 7TQhvk2x0 父「で、どうなんだ。チームは」 俺「どうにもこうにも、全部これからだよ」 父「ほほう?」 俺「皆が皆ダイヤの原石に見える、どう教えていくかで変わるんだなって思ったらちょっと怖い」 父「そうか……、お前は良い指導者になるよ」 俺「あん?」 父「野球の光と闇を知ってるからな」 213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 16 11 52.19 ID 7TQhvk2x0 父「ところで最近腰の調子はどうだ?」 俺「ん、悪くないよ」 父「そうかそうか、あの河川敷の時から病院通ってるもんな」 俺「そうだな、あの少年との勝負以来……? 少年?」 父「どうかしたか?」 俺「あれ……? あいつ、ひょっとしてあの時のあいつか?」 214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 16 17 20.44 ID 7TQhvk2x0 少年「何すか? 人の顔ジロジロと見て」 俺「なぁ、俺とお前勝負した事あるだろ?」 少年「人違いすよ」 俺「そうか? にしちゃフォームといい、球筋といいソックリなんだがなあ」 少年「……」 俺「それにしても背伸びたな~、だからわからなかったのか。声も低くなったな? いや~ちょっと見ない間に成長したなあ」 少年「……ち」 215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 16 21 06.86 ID 7TQhvk2x0 少年「あぁそうだよ、あの時あんたに負けたのが僕だ」 俺「おぉ、やっぱり」 少年「……ち」 俺「いやぁ、投手がお前だとわかって俺ちょっと安心したわ」 少年「え?」 俺「頼むよ、このチームのエースはお前しか居ないからな」 217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 16 26 42.57 ID 7TQhvk2x0 少年「……エース?」 俺「あぁ! 頼むぞ」 少年「……ち」 俺「素直じゃないなあ」 219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 16 32 14.86 ID 7TQhvk2x0 部員A「っしゃあ! ピッチャーこい!」 カキーン カキーン 俺「おぉ、ナイスバッティング」 部員A「へへ? そうすか?」 俺「うん。でもお前低めのボール苦手だろ?」 部員A「え? なんでわかるんですか?」 俺「打席で構える時バットを寝かせてるからな、もう少しバットを立ててみろ、スムーズにヘッドが出るから」 カキーン 部員A「ほ……本当だ」 俺「よしよし、良い感じだ」 221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 16 45 04.21 ID 7TQhvk2x0 俺「そんなこんなで秋季大会の組み合わせ抽選の日がやってきました」 妹「いってきま~す!」 先生「いってらしゃ~い」 少年「なんで僕まで……」 俺「いいからいいから、はやく車乗れよ」 222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 16 48 46.71 ID 7TQhvk2x0 俺「じゃあ俺は申し込み済ませるから、適当に席座っとけ」 妹「は~い」 少年「……っす」 妹「ねぇ、どこと当たるんだろうね」 少年「別に、どこでも」 妹「ねぇ、なんかこんなトコ来るとワクワクしない?」 少年「……しない」 妹「そう? あ~楽しみだなぁ。でも強いとこ当たるのは嫌だなあ。夏の甲子園出場校とかさ。こんな事言ってると当たっちゃったりするかもね、あはは」 224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 16 51 54.52 ID 7TQhvk2x0 『△△高校、6番です』 俺「なん……だと……」 妹「あら」 少年「緒戦で、夏の甲子園出場校と当たるのか」 俺「……はっはっは。いいじゃないか、最初からクライマックスだ」 少年「あそこと対戦か……」 妹「ねぇ、少年。なんか顔色悪いよ、大丈夫?」 少年「大丈夫……」 225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 17 00 25.50 ID 7TQhvk2x0 俺「じゃあ車回してくるから、ちょっと待ってろ」 妹「は~い」 少年「……」 妹「ねぇ、さっきからどうしたの? 何か変だよ?」 少年「あの高校は……、本当だったら僕が行くはずの高校だったんだ」 妹「え?」 226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 17 05 46.59 ID 7TQhvk2x0 俺「ということで緒戦の相手は夏の甲子園出場校に決まりました」 先生「なあんだ、甲子園出場校か。強いところに当たったらどうしようかと思ってたの」 先生「え?」 先生「えぇぇぇぇぇええええ?!」 先生「どどどどどど、どうしよう俺くん! そこってめちゃくちゃ強いとこじゃないの?!」 俺「落ち着け委員長、どうするもこうするも 。勝つしかないだろう」 先生「はうぅ……」